▼脱毛情報:購入者の方の満足度の高い製品ブログ:15年03月22日
くだらないことで不条理な父親…
私が小学生の頃、
勉強でわからないところがあって父親に聞きに行くと、
最初は機嫌よく教えてくれようとするが…
結局理解できず最終的に
「授業をちゃんと聞いとかないからだ」と逆に叱られた。
中学、高校の思春期に入ると
私は父親によく反発するようになった。
その時私がよく思ったのは、
父親のようにはなりたくない…ということだった。
安月給の中小企業サラリーマン、
会社でストレスを溜めてきては家庭でやつあたり、
休みの日は家でだらだらとテレビの前で横になり、
そんな父親に対し
ママはぶつくさと私に愚痴をこぼす。
私は父親が嫌いなわけではなかった。
ふざけたことばかり言う父親が好きだった。
だが、父親のようにはなりたくなかった。
私が大学に入った頃、父親は鬱病にかかった。
会社の経営が傾いたことが大きな理由だった。
父親の苦労など気にも留めず、
私は近所にアパートを借りて家を出た。
時々家に帰ると平日の12時なのに
父親は会社にも行かずテレビの前で横になっていた。
私を見ると相変わらず冗談を口にするが、
その顔には疲れがにじんでいた。
人生への疲れに見えた。
就職してから私は、
父親の苦労が少しずつわかるようになった。
私はストレスから2年で会社をやめ、
今は公務員を目指して勉強している。
父親はまだ病気と闘っている。
ママによると、
会社も以前よりは行けるようになったそうだ。
24時間24時間を、自分と戦いながら生きている。
弟、ママを守る為に…
もしかしたら
私に父親らしさを見せようとしているのかもしれない。
私は父親のようになりたくなかった。
でも私はまだ父親を越えられない…